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特定非営利活動法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり)は、平成20年5月に設立しました。その二大事業の「自然の中の人間塾」「山森人」を通して、参加者や私たち自身の成長の記録、泣いたり笑ったりしたこと、じっくりと考えてみたことを、酋長の視点で書き記します。
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町内のとある森を視察してきました。
この森は2005年7月に、ボランティアによる森づくりで、ウッドチップを敷いたところ。
私もその作業に参加しました。
その翌年も別のボランティア作業行事は行なわれましたが、そのあとずっと放置されていました。

ところどころ道の雰囲気は残るものの、初めて来る人にはただの放置林に見えるでしょう。
里山は定期的に手を入れる必要があることは、なんとなくご理解いただけますでしょうか?
IMGP0892.jpg

ちょっと入ると、まだ雪が残っていました。
IMGP0894.jpg

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今年も森に春がやってきました。
昨年の同時期に比べるとやや残雪が多いです。
昨年は、この時期に下の写真の看板を立てました。
その時の雪の量は、10センチ程度でした。
IMGP0555b.jpg

それでも、雪の解けているところには、ふきのとうが顔を出しています。
(実は我が家では、すでに家の周りのふきのとうで、ふき味噌を作って食べました)
IMGP0559b.jpg

TDKラムダの森のある高沢地区では、ニホンザルが増えているようで、立ち木が何本も皮を食べられていました。
IMGP0551b.jpg

もうすぐここの森に、新入社員の方々が、研修にやってきます。

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晩秋の晴れ渡る空の中、再び軽井沢別荘地に、特伐の依頼を頂いて、やまてんツリーワークチームで作業に出張いたしました。
IMGP0137b.jpg

今回のターゲットは住宅境に伸びた赤松数本の抜き伐り及び、枯れてしまった木の伐採作業でした。
下の写真の右側の木がターゲットの一つですが、木そのものに痛みがあり直に登れません。
しかし上から刻んでこないと倒すことが不可能なので、隣の木に登ってから、上部でターゲットの木に乗り移るという技を使いました。


下の写真は別の赤松です。
建造物のすぐ脇にあり、さらにその横に枝を張った桜の木(これは残す木)がありました。
したがって、このパターンではターゲットの木に登って、上から枝を少しずつ切って、ロープで下ろしていくという気の長い作業をしました。


枝を全て落としてから、次に幹を1mずつくらい上から順に切っていき、それを直接地面に落とさないようにロープで吊りながらおろします。ゆっくりおろすためにグランドワーカーと呼ぶ地上作業員がロープワーク作業を担当します。チームワークが大切です。


下の写真は、ターゲットの木の下が低木で囲まれていたため、スピードラインを組んで、枝を下ろしているところです。スピードラインというのは、一種のロープウェーといえばご理解いただけるでしょうか? 切った枝が、予め付けたロープに沿って、離れたところまで一気に移動していく技術です。

ツリーワーク(特伐)では、何本ものロープを使いますので、どのロープがどの役割を持っているのか。そして決してロープを鋸やチェンソーで切らないように、慎重に作業を進める必要があります。 そして、日々新しい技術を研究習得し、仲間との連携が必要です。 最後に一番欠かせないのが、木を活かす気持ちです。

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森番の仕事で、定期的に森をスキーで見回っています。

DSCN8747_b.jpg
晴天の森

DSCN8754_b090128.jpg
サルの足跡

今日はとても良い天気でした。

森の奥で子どもが叫んでいるような声が聞こえました。
なんだろうといってみると、サルの群れでした。
先ほどの声は、子ザルがじゃれあいながら出している声のようでした。

サルの写真を撮りたかったのですが、そばに寄ろうとするとたくみに遠ざかっていきました。

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この秋請け負っていた別荘村の伐倒木の片づけを兼ねて、チェンソー製材を行いました。この秋予定していた作業はこれで終わりです。 過酷な肉体労働の連続で、ブログ更新も怠っており、失礼いたしました。

チェンソー製材中

木の繊維を直角方向に断ち切るため、鋸屑は粉のようになります。 息をすると口にも鼻にも入ってくるので、マスクは欠かせません。

うーん。とても怪しい人だ。

怪しいチェンソー男

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夏前に注文を頂いていた、別荘地のカラマツの特伐(特殊伐採)の残り最後の1本の処理が完了しました。
自己建造物と隣の家、そして道と電線にはさまれ、そのまま伐倒ができない木でした。
高さは、13~14メートルほど。

伐採手順は次の通りです。(1人で行ったので、写真はありません)
①まず、確保用のロープをランニングボーラインで、伐るカラマツの根元にセットする。
②そのロープの中間を、ワークサドル(ツリークライミング用ハーネス)に、流してつける。
③ロープスリングに登山用アブミをつけた、自作の器具で、カラマツに登る。
セルフビレイは、サドルにつけたどうなわを、木に回すことによって行う。
④登りながら、枝を下から順に、片っ端から手鋸で切る。
この時、後で足場にするために、根元から5センチほどを残して切る。
⑤幹の直径が10センチくらいの所まで登り、前記作業を行う。
⑥木のてっぺんから、2m位のところで、手鋸で、幹を切断する。
受け口は、下が斜め切りになるように、通常の逆の形に作る。
⑦切り残した枝の付け根を足場にしながら、少し降り、また2mほどの長さで、幹を切断する。
⑧手鋸できるのに時間がかかる直径20センチくらいまで、⑦を行う。
⑨手鋸で切るのが面倒になったら、①で根元に固定したロープを手繰り、残った幹の上部にこれを固定する。
⑩⑨のロープを利用して、一度下に降りる。
⑪トップハンドルチェンソーを用意し、アッセンダーを使ってもとの位置まで登り返す。
⑫確保用ロープの固定位置を、幹の切断に邪魔にならないところまで下げ、⑦と同様の手順を今度はチェンソーで行う。
この時特に留意しなければならないのは、チェンソーは切断速度が速いので、切り取って落ちる枝に自分を固定しているロープがかかっていないか、事前によく確認すること。
チェンソーで、ビレイしているロープ等を切断しないように注意すること。
あわてないこと。
⑬残りの樹高が4メートルほどになるまで、⑫を繰り返す。
⑭最後は、一度下まで降り、根元から通常の伐倒手段で、残りの幹を切断する。
⑮伐倒、切断した枝、幹を片付けて終了。

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お掃除伐、俗に言う除伐作業を行いました。 森の中に埋まっていた、桜の植樹を発掘しました。
作業前
DSC00407.jpg
作業後
DSC00410.jpg

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自然の中の人間塾事業と並んで、もう一つの重要な事業「山森人」が、そろそろ始動いたします。
夏頃から、酋長が個人で受けていた森の整備を山森人で、すでにいくつかこなしました。
夏休みもそろそろ終わりなので、チェンソーと刈払機を担いで仕事を開始します。


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山壮辿子盛の責任者ですが、酋長です。
ロマンスグレーには程遠い、中年です。
家族は、妻が1人(当たり前か?)
娘が1人(♪色は黒いが南洋じゃぁ美人?)
山羊2頭(時々増える)、犬1頭、鶏複数羽(変動制)
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