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特定非営利活動法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり)は、平成20年5月に設立しました。その二大事業の「自然の中の人間塾」「山森人」を通して、参加者や私たち自身の成長の記録、泣いたり笑ったりしたこと、じっくりと考えてみたことを、酋長の視点で書き記します。
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晩秋の晴れ渡る空の中、再び軽井沢別荘地に、特伐の依頼を頂いて、やまてんツリーワークチームで作業に出張いたしました。
IMGP0137b.jpg

今回のターゲットは住宅境に伸びた赤松数本の抜き伐り及び、枯れてしまった木の伐採作業でした。
下の写真の右側の木がターゲットの一つですが、木そのものに痛みがあり直に登れません。
しかし上から刻んでこないと倒すことが不可能なので、隣の木に登ってから、上部でターゲットの木に乗り移るという技を使いました。


下の写真は別の赤松です。
建造物のすぐ脇にあり、さらにその横に枝を張った桜の木(これは残す木)がありました。
したがって、このパターンではターゲットの木に登って、上から枝を少しずつ切って、ロープで下ろしていくという気の長い作業をしました。


枝を全て落としてから、次に幹を1mずつくらい上から順に切っていき、それを直接地面に落とさないようにロープで吊りながらおろします。ゆっくりおろすためにグランドワーカーと呼ぶ地上作業員がロープワーク作業を担当します。チームワークが大切です。


下の写真は、ターゲットの木の下が低木で囲まれていたため、スピードラインを組んで、枝を下ろしているところです。スピードラインというのは、一種のロープウェーといえばご理解いただけるでしょうか? 切った枝が、予め付けたロープに沿って、離れたところまで一気に移動していく技術です。

ツリーワーク(特伐)では、何本ものロープを使いますので、どのロープがどの役割を持っているのか。そして決してロープを鋸やチェンソーで切らないように、慎重に作業を進める必要があります。 そして、日々新しい技術を研究習得し、仲間との連携が必要です。 最後に一番欠かせないのが、木を活かす気持ちです。

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