忍者ブログ
特定非営利活動法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり)は、平成20年5月に設立しました。その二大事業の「自然の中の人間塾」「山森人」を通して、参加者や私たち自身の成長の記録、泣いたり笑ったりしたこと、じっくりと考えてみたことを、酋長の視点で書き記します。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

盛んに成長している若い木の方がCO2吸収能力が大きい。
古い成熟した木はその能力が劣る。
だから、古い木を伐って若い木を育て、森林を更新した方がよいという意見があります。



なんか私はこの意見に、まったくの同調が出来ません。


CO2を増加させている生活形式の方が、元々の原因です。
生活が不便になりそうで、それを改めたくないっていうのが本音。
だから他にCO2を吸収させる手段をいろいろと探した挙句、たどり着いた一つが森の木になりました。

古い成熟した木は、森の中で大きな役割を担っています。
鳥や小動物、微生物にとってのコロニーになっていて、これは若い木では果たせない役割です。

02062703.JPG

人間社会に例えて表現すると、とても不謹慎な表現になってしまいますが、わかりやすいと思います。
曰く、
「年寄りは、生産活動にあまり役に立っていないから、Deleteしてしまえ!」という政策が進められたらどう思います? (生々しい表現になってしまうので、”Delete”という単語を使いましたが・・・)

でも実際は、歳を重ねた方の経験が、社会の知恵となって、社会を回していますよね。

森の木も同じことだと思います。


人間そのものと違い、森の木は人間の経済活動の資源としても使われているものなので、すべてを残すということは議論の外です。
極端に偏った施策が実行されることが、一番問題です。



拍手[0回]

PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[06/01 酋長]
[06/01 この団体の引率者]
[01/14 酋長]
[01/14 somakudo]
[08/16 酋長]
[08/16 オプトパパ]
[08/14 オプトパパ]
[08/10 オプトパパ]
[09/04 そりゃあ!!まま]
[08/18 そりゃあ!!まま]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
酋長
性別:
男性
自己紹介:
山壮辿子盛の責任者ですが、酋長です。
ロマンスグレーには程遠い、中年です。
家族は、妻が1人(当たり前か?)
娘が1人(♪色は黒いが南洋じゃぁ美人?)
山羊2頭(時々増える)、犬1頭、鶏複数羽(変動制)
さすらいの猫数頭
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析
アクセス解析
忍者ブログ [PR]