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特定非営利活動法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり)は、平成20年5月に設立しました。その二大事業の「自然の中の人間塾」「山森人」を通して、参加者や私たち自身の成長の記録、泣いたり笑ったりしたこと、じっくりと考えてみたことを、酋長の視点で書き記します。
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盛んに成長している若い木の方がCO2吸収能力が大きい。
古い成熟した木はその能力が劣る。
だから、古い木を伐って若い木を育て、森林を更新した方がよいという意見があります。



なんか私はこの意見に、まったくの同調が出来ません。


CO2を増加させている生活形式の方が、元々の原因です。
生活が不便になりそうで、それを改めたくないっていうのが本音。
だから他にCO2を吸収させる手段をいろいろと探した挙句、たどり着いた一つが森の木になりました。

古い成熟した木は、森の中で大きな役割を担っています。
鳥や小動物、微生物にとってのコロニーになっていて、これは若い木では果たせない役割です。

02062703.JPG

人間社会に例えて表現すると、とても不謹慎な表現になってしまいますが、わかりやすいと思います。
曰く、
「年寄りは、生産活動にあまり役に立っていないから、Deleteしてしまえ!」という政策が進められたらどう思います? (生々しい表現になってしまうので、”Delete”という単語を使いましたが・・・)

でも実際は、歳を重ねた方の経験が、社会の知恵となって、社会を回していますよね。

森の木も同じことだと思います。


人間そのものと違い、森の木は人間の経済活動の資源としても使われているものなので、すべてを残すということは議論の外です。
極端に偏った施策が実行されることが、一番問題です。



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