特定非営利活動法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり)は、平成20年5月に設立しました。その二大事業の「自然の中の人間塾」「山森人」を通して、参加者や私たち自身の成長の記録、泣いたり笑ったりしたこと、じっくりと考えてみたことを、酋長の視点で書き記します。
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アドベンチャー教育は、名前の通り、冒険体験を通して、人間力向上を狙ったものです。
ではなぜ、「冒険」を教育手法として、使うのでしょう。
「冒険」は、初めてのことや、主観的に見て未知の危ないと思うことに、挑むことといえます。
そこでは当然、心の余裕はいつもより少なくなり、本音が出やすくなります。
常日頃、オブラートに包んでいた言葉は苦くなり、心の奥底に潜めていた感情を隠しきれなくなり、表にそれが浮かんできます。
いつもはあまり見られない、本音と本音のぶつかり合いが発生するかも知れません。
実は子供達は、自分の本当の姿に気がついていない場合が多いのではないでしょうか?
思ったよりがんばれる自分に感動し、思ったよりわがままな自分に恥じ、思ったより強くない自分を叱咤激励します。
そして、本音の部分を見せ合った者たちは、本音の部分で付き合い始めます。お互いに助け、助け合うようになります。
指導者が方向を間違わなければ、彼らはお互いに切磋琢磨するようになるでしょう。
そういう友を何人も持つことは、生涯の宝だと思いませんか?
明日から、キャンプ④の白馬三山縦走に行ってきます。
ではなぜ、「冒険」を教育手法として、使うのでしょう。
「冒険」は、初めてのことや、主観的に見て未知の危ないと思うことに、挑むことといえます。
そこでは当然、心の余裕はいつもより少なくなり、本音が出やすくなります。
常日頃、オブラートに包んでいた言葉は苦くなり、心の奥底に潜めていた感情を隠しきれなくなり、表にそれが浮かんできます。
いつもはあまり見られない、本音と本音のぶつかり合いが発生するかも知れません。
実は子供達は、自分の本当の姿に気がついていない場合が多いのではないでしょうか?
思ったよりがんばれる自分に感動し、思ったよりわがままな自分に恥じ、思ったより強くない自分を叱咤激励します。
そして、本音の部分を見せ合った者たちは、本音の部分で付き合い始めます。お互いに助け、助け合うようになります。
指導者が方向を間違わなければ、彼らはお互いに切磋琢磨するようになるでしょう。
そういう友を何人も持つことは、生涯の宝だと思いませんか?
明日から、キャンプ④の白馬三山縦走に行ってきます。
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ある保護者と話をしていて、このキャンプの目的が、保護者に十分認識されていないことがわかりました。
アドベンチャー教育を行っていると、冒険体験そのものに目が行きがちになります。危なく辛い体験を乗り越えることによって、克己心が育ち、たくましく成長するものと単純に捕らえられがちです。
確かに冒険体験にはそういう側面が多分にあります。ただしかし、それは1人で行う冒険体験でも、同じ効果は上がります。いえそれ以上に単独で行う方が、人に頼れない分、より効果が上がるでしょう。これを究極に行ったものが、武芸者の山篭りと言えます。
冒険体験を仲間と協力して行う意味は、仲間を思いやること、仲間と協力して困難を越えることに、大きな意味があると思っています。
つまり個人の能力のみを向上させることを狙ったものでなく、人をも動かせる能力、個人の能力だけでは乗り越えられない問題を解決できる能力を、育てることに意味があります。
他人は自分の思うように動かないものです。それは子供以上に、大人は知っているはず。社会人になってそれを思い知る人も多いですね。
刻々と変わる状況を見極め、より安全な方向を探り、状況や感情によって変わる人の心と向き合いつつ、最もよいと思われる判断をし、行動をする。
当然頭はフル回転をしている。頭を使いつつも、身体の方は肉体的困難に立ち向かわなければならない。こういう局面でこそ、人の実力は育つものだと思います。
自然相手の危ない体験や、人間関係はリセットが利きません。いつも真剣勝負だからです。真剣勝負は実力を培います。
考えてみると時代が大きく動いた時代に、(例えば、明治維新の頃や、ごく最近の戦前戦後直後の頃)、日本の将来を決めるような仕事をしていた人、学問で大きな業績をあげていた人たちが、子供の頃塾通いばかりで外で遊ばなかったということは、寡聞にして知りません。
むしろ子供の頃は、少し頭が鈍いと周りに見られていて、一部の部分で常人より光るものがあったものの、自分の興味に任せて遊び倒していたと言う話を良く聞きます。
少年期は自分の面白いと思うことで思い切り遊ぶこと、そして仲間と関わること、多少危ない体験もして危険に対する嗅覚を身に付けること。これらを通して脳と身体を鍛えること。
そうすることによって、人と関わる術を憶え、現実に対峙できる人間が育ちます。人生で出会うであろう困難に対して、きっとそれを乗り越えていくことでしょう。
これが、こどもアドベンチャーキャンプの目的だと考えています。
アドベンチャー教育を行っていると、冒険体験そのものに目が行きがちになります。危なく辛い体験を乗り越えることによって、克己心が育ち、たくましく成長するものと単純に捕らえられがちです。
確かに冒険体験にはそういう側面が多分にあります。ただしかし、それは1人で行う冒険体験でも、同じ効果は上がります。いえそれ以上に単独で行う方が、人に頼れない分、より効果が上がるでしょう。これを究極に行ったものが、武芸者の山篭りと言えます。
冒険体験を仲間と協力して行う意味は、仲間を思いやること、仲間と協力して困難を越えることに、大きな意味があると思っています。
つまり個人の能力のみを向上させることを狙ったものでなく、人をも動かせる能力、個人の能力だけでは乗り越えられない問題を解決できる能力を、育てることに意味があります。
他人は自分の思うように動かないものです。それは子供以上に、大人は知っているはず。社会人になってそれを思い知る人も多いですね。
刻々と変わる状況を見極め、より安全な方向を探り、状況や感情によって変わる人の心と向き合いつつ、最もよいと思われる判断をし、行動をする。
当然頭はフル回転をしている。頭を使いつつも、身体の方は肉体的困難に立ち向かわなければならない。こういう局面でこそ、人の実力は育つものだと思います。
自然相手の危ない体験や、人間関係はリセットが利きません。いつも真剣勝負だからです。真剣勝負は実力を培います。
考えてみると時代が大きく動いた時代に、(例えば、明治維新の頃や、ごく最近の戦前戦後直後の頃)、日本の将来を決めるような仕事をしていた人、学問で大きな業績をあげていた人たちが、子供の頃塾通いばかりで外で遊ばなかったということは、寡聞にして知りません。
むしろ子供の頃は、少し頭が鈍いと周りに見られていて、一部の部分で常人より光るものがあったものの、自分の興味に任せて遊び倒していたと言う話を良く聞きます。
少年期は自分の面白いと思うことで思い切り遊ぶこと、そして仲間と関わること、多少危ない体験もして危険に対する嗅覚を身に付けること。これらを通して脳と身体を鍛えること。
そうすることによって、人と関わる術を憶え、現実に対峙できる人間が育ちます。人生で出会うであろう困難に対して、きっとそれを乗り越えていくことでしょう。
これが、こどもアドベンチャーキャンプの目的だと考えています。
今日は一日パソコンに向かっていました。
住んでいる部落の会計も仰せつかっているため、部落の会計と、先週行った長距離サイクリングの会計、もう間近に迫った第4回キャンプの要綱作りの仕上げで、パソコンの前を朝から離れられませんでした。
そのことによってとばっちりを受けたのが、うちの子ヤギ。 時々メーメーと、大声のハスキーボイスで母ヤギと鳴き交わすのがうるさいので、母ヤギと離れて、下の県道の草むらにつながれてしまった。やつも生後4ヶ月を迎えたので、そろそろ乳離れをさせなければなりません。
長距離サイクリングの会計は、計画していたとはいえ、単イベントではまったくの赤字です。うーーん。
やっぱり、お金のことを考えないで、子供達とキャンプをして、自転車で走っていた方がいいな。
すっかり、現実に帰ってしまいました。
住んでいる部落の会計も仰せつかっているため、部落の会計と、先週行った長距離サイクリングの会計、もう間近に迫った第4回キャンプの要綱作りの仕上げで、パソコンの前を朝から離れられませんでした。
そのことによってとばっちりを受けたのが、うちの子ヤギ。 時々メーメーと、大声のハスキーボイスで母ヤギと鳴き交わすのがうるさいので、母ヤギと離れて、下の県道の草むらにつながれてしまった。やつも生後4ヶ月を迎えたので、そろそろ乳離れをさせなければなりません。
長距離サイクリングの会計は、計画していたとはいえ、単イベントではまったくの赤字です。うーーん。
やっぱり、お金のことを考えないで、子供達とキャンプをして、自転車で走っていた方がいいな。
すっかり、現実に帰ってしまいました。
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酋長
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男性
自己紹介:
山壮辿子盛の責任者ですが、酋長です。
ロマンスグレーには程遠い、中年です。
家族は、妻が1人(当たり前か?)
娘が1人(♪色は黒いが南洋じゃぁ美人?)
山羊2頭(時々増える)、犬1頭、鶏複数羽(変動制)
さすらいの猫数頭
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