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特定非営利活動法人 山壮辿子盛(やまもりてんこもり)は、平成20年5月に設立しました。その二大事業の「自然の中の人間塾」「山森人」を通して、参加者や私たち自身の成長の記録、泣いたり笑ったりしたこと、じっくりと考えてみたことを、酋長の視点で書き記します。
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(5月8日訂正)
今日の正午前に、酋長宅のヤギ「アイちゃん」が、3回目の出産をしました。
初回は4年前。オス1頭。2回目は昨年オス2頭。
そして今回はメス1頭、オス1頭です。

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、ヤギの子は産まれてまもなく立ち上がり、歩き出します。
こちらは、先に生まれたメス。自己主張をしっかりするやんちゃな子です。
IMGP0829.jpgIMGP0830.jpgIMGP0831.jpg

あとから産まれたオス(最近判明したのですが、メスでした。産まれたては判りづらいのです。)です。こちらの方がやや体が大きいです。
毛がモフモフでヌイグルミのようです。
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生後1時間ほど経つと、もう歩き始めて、2頭で遊び始めました。
生命の強さを感じます。
DSCF0729.jpg

2頭の母ヤギ「アイちゃん」です。
・・・ちなみにうちのNPOの広報担当の名も「アイちゃん」です。
IMGP0820SS.jpg
(まだ後産を引きずっているので、写真を修整してあります。)

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TDKラムダ社新入社員研修で、信濃町にある社有林「TDKラムダの森」の森林整備体験、小鳥の巣箱の設置プログラムを行ないました。

午前中は、みんなで力を合わせて、森林整備です。
(詳細は山森人ブログへ
ここ数年、信濃町に降る冬の雪が重くなっていっているようで、枝が折れたり、木自体が倒れたりするのを見かけます。
TDKラムダの森の中でもそのような木があります。
雪で折れて落ちた枝の整理、枯れ木の整理を行ないました。
下の写真は、雪の重みで川のほうに倒れたシラカバの処理です。
酋長がチェンソーで玉切りしたものを、みんなで力を合わせて、川へ転がらないところまで運び上げています。
IMGP0774.jpg

午後は巣箱の設置、火曜日に製作した巣箱を、製作班毎に気に入った木に取り付けていきます。
下は雪とはいえ、梯子の上での作業です。チームごとの安全確保は、水曜日のPAが役に立ちました。
IMGP0776.jpg

森での作業は楽しかった。体力的には少し大変だった。
次に来る時が楽しみ。などの振り返りをいただきました。

彼らはフォローアップ研修で10月にこの森に帰ってくる予定です。
半年後の成長を見るのが楽しみです。

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今日の午前中は、一般的にはPA(プロジェクト・アドベンチャー)で知られている、アドベンチャー教育プログラムを行ないました。
ここで言う「冒険」とは、主に心の冒険を示すもので、自分の中で新しいことにチャレンジすることによって、一緒に体験している仲間との絆を深めたり、自己の内部の成長を促すものです。

すでにアイスブレークが出来ている仲間なので、心ほぐし・体ほぐしのアクティビティーの後、チームで話し合うことを目的としたアクティビティーを行ないました。
その中で、自分の立ち居地、自分の無意識の振る舞いや行動パターン、グループが前進していくためにはどのように自分が関わっていけばいいのかを振り返ってもらいました。

下の写真は、「人間知恵の輪」と言うアクティビティーで、押しくら饅頭の状態で無作為に手をつないでもつれた人間の輪を作ります。それを手を離さずに解いてもらうのが課題です。
人によっては無理な姿勢と蒸し暑さ、パーソナルゾーンを無視した個人間距離を味わいます。
またすでに少し解けた所にいるメンバーは、情報が入りにくい中で、自分は何が出来るのかを問います。
企業の危機管理にも、共通するものがありそうです。
IMGP0729.jpg

次にすでに打ち解けた仲間ですが、さらにそれを深める信頼関係作りのアクティビティを行ないました。
これは、前後の仲間を信頼して、安心して倒れていく「トラストシークェンス」というプログラムです。
IMGP0732.jpg

トラストシークェンスの発展形が、下の写真の「トラストフォール」です。
床から1m強の台の上から、受け止めてくれる仲間を信頼して、後ろ向きに倒れるアクティビティーです。
※失敗するととてもリスクの高いアクティビティですので、安易にまねをしないでくださいね。

IMGP0737.jpg

今日のプログラムが終わってからの、ニューフェイスの感想は、次のものが出ました。
・すごく楽しかった。
・元々仲がよくなってきたグループだったが、さらにいっそう仲良くなった気がする。
・このグループでよかった。
・コミュニケーションがいっそう取れるようになった。

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TDKラムダ株式会社の本年度の新入社員による小鳥の巣箱作りが行なわれました。
3人一組でデザインを考え、それぞれの作品を製作しました。
完成後コンテストが行なわれるとのことで、みんな張り切って取り組みました。
IMGP0647.jpg

このグループは両手に花!
IMGP0657.jpg

3人で相談しながら、もくもくと取り組んでいます。今回感心したのは、さすがに「ものづくり」の会社に入った人たちだということです。全員がものすごく楽しそうに取り組んでいました。
新入社員研修の一つであると言うことを差引いても、熱心な姿は、本当にものづくりが好きな人たちなんだなということを感じました。
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季節はずれの雪が、外では降っていました。
たぶん野尻湖ホテルエルボスコさん始まって以来のロビーでの工作タイムでしたが、中は熱気ムンムンでした。
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お昼にはもちろん、みんなすっかり腹っぺらしでした。バイキングでは、みんな山盛り取って行きます。
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今回の最優秀賞作品と、その製作者3名です。屋根の上と、鳥小屋本体の上に小さな小鳥がいるのが見えますか?
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21日には、実際にこの巣箱を森に設置する予定です。
どんな小鳥が入ってくれるのかとても楽しみです。

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今日は、TDKラムダ社の今年のニューフェイスに初めて会いました。
明日作ってもらう小鳥の巣箱のデザインのためのレクチャーでした。
デザインをする前に、生態系での鳥の役割の話をすることと、天気がいいのでリフレッシュも兼ねて、ホテルの中庭に出ました。
ぐるっと一周したところで、ひとりがシマヘビを発見。
あっという間に捕まえてきました。
過去のニューフェイスにはなかった反応で、なかなか面白いです。
IMGP0643.jpg
ところで、シマヘビと言うと、予備自衛官をやっている友人の話を思い出しました。
その彼はレンジャー出身なのですが、いろいろな蛇を食べてみて、シマヘビが一番美味しかったそうです。
最低の味はヤマカガシで、青大将も美味しくないと言っていました。
私はマムシを食べたことがありますが、普通に食べられました。


IMGP0644.jpg
散歩の後は、3人ごとにグループを作り、ディスカッションしながら巣箱のデザインを決めていきました。
いよいよ明日は巣箱作りの本番です。
楽しみですね。

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一昨日TDKラムダの森から切り出してきた杉の木を使って、小鳥の巣箱製作用の素材を加工しました。

四角い穴の開いたタンコロが巣箱の本体になります。
四角い穴自体が巣箱内部のスペースです。
どうやってこれを開けたかと言うと下の写真のように、チェンソーの突っ込み切りで、一個一個掘っていきました。
IMGP0571.jpg

このように掘っていきますが、私の足元にご注目ください。
みるみるオガ屑が、足元に溜まっていきます。
IMGP0637.jpg

途中でオガ屑を取り除いても、たちまちまた溜まってきました。
溜まったオガ屑は、集めて山羊小屋の中の敷材にしました。
IMGP0621.jpg

花粉用眼鏡と、マスク二重重ねで武装していましたが、後でくしゃみが止まりませんでした。
先日の伐採の時にも、夜花粉症がひどくなり、結構辛い思いをしました。
幸い材には花粉が含まれていないので、伐採の時よりも夜は楽でした。
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今年も森に春がやってきました。
昨年の同時期に比べるとやや残雪が多いです。
昨年は、この時期に下の写真の看板を立てました。
その時の雪の量は、10センチ程度でした。
IMGP0555b.jpg

それでも、雪の解けているところには、ふきのとうが顔を出しています。
(実は我が家では、すでに家の周りのふきのとうで、ふき味噌を作って食べました)
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TDKラムダの森のある高沢地区では、ニホンザルが増えているようで、立ち木が何本も皮を食べられていました。
IMGP0551b.jpg

もうすぐここの森に、新入社員の方々が、研修にやってきます。

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皆様

新年明けましておめでとうございます。
昨年も応援ありがとうございました。
大変お世話にもなりました。
本年もよろしくお願いいたします。

ところで、海軍五省というものをご存知でしょうか?
旧大日本帝国海軍の海軍兵学校 で掲げられていた標語だそうです。
すなわち、

一、至誠(しせい)に悖(もと)るなかりしか(真心に反することはなかったか)
 一、言行に恥ずるなかりしか (言葉と行ないに恥ずかしいところはなかったか)
 一、気力に欠くるなかりしか (気力に欠いてはいなかったか)
 一、努力に憾(うら)みなかりしか(努力不足ではなかったか)
 一、不精に亘(わた)るなかりしか(不精になってはいなかったか)

私は、これをいつも読ませていただいているブログ
新しい創傷治療」のミニエッセイのページで知りました。
このブログのことは、またいずれ別の機会で紹介させていただくこともあるかもしれませんが、とても素晴らしいブログで、医療の素人ながらいちいち納得することだらけです。

ところで、この海軍五省、胸に痛いものだらけで、とても反省になることだらけです。
特に5番目は、今までの私の最大のネックでしたので、新年を迎え、何とかしようと思います。

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サー・アーネスト・ヘンリー・シャックルトンという方をご存知でしょうか?
アイルランド生まれで、19世紀末~20世紀初頭に4度南極探検をしたイギリスの有名な探検家です。
(彼の業績をたたえて、サーの称号を与えられています)
私は「エンデュアランス号漂流記」という本でシャックルトン卿を知りました。

詳細な説明は省きますが、彼の南極探検に際して、探検隊員募集の新聞広告のこと。

『求む男子。至難の旅。わずかな報酬。極寒。暗黒の長い日々。絶えざる危険。生還の保証なし。ただし,成功の暁には,名誉と賞賛を得る。』
”MEN WANTED: FOR HAZARDOUS JOURNEY. SMALL WAGES, BITTER COLD, LONG MONTHS OF COMPLETE DARKNESS, CONSTANT DANGER, SAFE RETURN DOUBTFUL. HONOUR AND RECOGNITION IN CASE OF SUCCESS. SIR ERNEST SHACKLETON ”

30名弱の募集枠に対して、5,000名以上の応募があったそうです。
はたして、現在の日本で同じ記事を出したら何人集まるでしょうか?
もしかしたら一人も集まらないかも知れませんね。

それがもし明治維新の頃の日本だったら、1950年代の日本だったら、どうでしょう?

国の活気・地域の活気は、新しいものに積極的に挑戦していく風土から生まれてくるような気がします。

みなさん、冒険してますか?

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晩秋の晴れ渡る空の中、再び軽井沢別荘地に、特伐の依頼を頂いて、やまてんツリーワークチームで作業に出張いたしました。
IMGP0137b.jpg

今回のターゲットは住宅境に伸びた赤松数本の抜き伐り及び、枯れてしまった木の伐採作業でした。
下の写真の右側の木がターゲットの一つですが、木そのものに痛みがあり直に登れません。
しかし上から刻んでこないと倒すことが不可能なので、隣の木に登ってから、上部でターゲットの木に乗り移るという技を使いました。


下の写真は別の赤松です。
建造物のすぐ脇にあり、さらにその横に枝を張った桜の木(これは残す木)がありました。
したがって、このパターンではターゲットの木に登って、上から枝を少しずつ切って、ロープで下ろしていくという気の長い作業をしました。


枝を全て落としてから、次に幹を1mずつくらい上から順に切っていき、それを直接地面に落とさないようにロープで吊りながらおろします。ゆっくりおろすためにグランドワーカーと呼ぶ地上作業員がロープワーク作業を担当します。チームワークが大切です。


下の写真は、ターゲットの木の下が低木で囲まれていたため、スピードラインを組んで、枝を下ろしているところです。スピードラインというのは、一種のロープウェーといえばご理解いただけるでしょうか? 切った枝が、予め付けたロープに沿って、離れたところまで一気に移動していく技術です。

ツリーワーク(特伐)では、何本ものロープを使いますので、どのロープがどの役割を持っているのか。そして決してロープを鋸やチェンソーで切らないように、慎重に作業を進める必要があります。 そして、日々新しい技術を研究習得し、仲間との連携が必要です。 最後に一番欠かせないのが、木を活かす気持ちです。

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山壮辿子盛の責任者ですが、酋長です。
ロマンスグレーには程遠い、中年です。
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山羊2頭(時々増える)、犬1頭、鶏複数羽(変動制)
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